Effort to SDGs
SDGsへの取り組み
持続可能な開発目標 SDGs(エスディージーズ) とは
What is SDGs?
SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals)とは「持続可能な開発目標」のことです。
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
(外務省ホームページより引用)
Match of an enterprise
明豊の企業活動を通じてSDGsへの実現
東北の未来、水産の明日の為に実現できること
日本人の「食文化」に欠かせないカツオやマグロ。
この大切な資源を50年、100年と利用し続けるために、水産業の新たなカタチを創りあげていくこと。それは、魚に係る企業の大きなテーマです。
弊社が認証を取得した【MSC漁業認証】。
『海のエコラベルMSC認証』と書かれた青いマークは、海を守るマークで、認証を取得した漁業は持続可能な漁業という点において、国際的に最良な漁業基準を満たしている証です。
弊社こだわりの伝統漁法【一本釣り】を軸に漁獲を行うことで、生態系に与える影響に配慮した、資源にやさしい海を守る漁業を長く続けることができます。
自社船での漁獲、自社倉庫保管、自社工場での加工から販売すべてを一貫生産し、徹底した衛生管理をすることで、全国の皆様へ「安心安全な食品」を提供しております。
明豊では、より幅広い面でもサスティナブルな企業となるよう、弊社企業理念に基づいた活動を通して『持続可能な開発目標(SDGs)』の達成に向けてこれからも貢献して参ります。
代表取締役 松永賢治
≪明豊企業理念≫
■将来へ向けた「持続可能な漁業の支援」を行います
■皆様へ「安心安全な食品の提供」をします
■企業活動を通じて「地域へ貢献」します
未来に豊かな海の資源を残すために
2.飢餓をゼロに
12.つくる責任つかう責任
14.海の豊かさを守ろう
◎現在…
弊社は、日本の伝統漁法「一本釣り」を軸に、持続的な漁業を推進しています。
2016年に自社保有の冷凍一本釣り船3隻においてMSC認証を取得し、2024年には日本初の旋網船でのMSC認証を取得する事が出来ました。混獲や乱獲をしないよう、資源に配慮しながら鰹やビンチョウ鮪を漁獲しております。また本社工場においてもMSC認証・CoC認証を取得し、漁獲から加工、流通まで管理された体制の下、全国に水産物を発信しております。
◎これから…
一方で、日本国内ではMSC認証取得水産物の必要性について、まだまだ認知が浸透していないことが現状です。その為、弊社の水産加工物を通して混獲や乱獲をしないように、資源に配慮し漁獲された認証水産物(持続可能な水産物)の必要性を、日本全国に認知されるように発信していきたいと考えています。
また、弊社では輸出事業に力を入れており、今年2021年には本社工場にてEU HACCP取得、対米HACCP登録、FSSC22000登録をしました。今後は世界に向けても、持続可能な水産物を発信していきたいと考えています。
社員一人一人の意見が反映できる職場を目指して
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
◎現在…
弊社では、定期的に社員一人一人に聞き取り調査や健康調査を行っています。また、月に一回各部署の責任者を集めて、現場会議を行っております。これにより、現場で起こっている問題を素早く把握し、問題に対応する解決策を考え、労働環境の見直し・解決を行っております。
◎これから…
国内や世界のニーズに合わせて新商品の開発や、労働環境・労働条件の体制の見直しなどを行っていきます。時代に合わせた技術・制度を確立し、持続可能な開発を進めていくために、企業として努力していきます。
また、社員一人一人が主体的に考え、意見が反映できるような職場に出来るよう、企業として改善を続けます。
全社員に平等で適切な教育を
1.貧困をなくそう
5.ジェンダー平等を実現しよう
10.人や国の不平等をなくそう
◎現在…
弊社には、漁労部・営業部・加工部・冷蔵部・品質管理部などがあり、各部署で年齢・国籍・性別を問わず様々な人が業務に取り組み活躍しています。また、新たな漁業者の育成、水産加工業者の育成に力を入れており、20代・30代の方も技術を身に着け、多く活躍できる環境となっています。
◎これから…
様々な情報が飛び交う昨今で、時代に合った適切な情報・考え方を取り入れ、新たな制度・ルールを確立することで更なる社員の育成に努めていきたいと考えています。
また、女性でも安心して働くことのできる職場に出来るよう、労働環境の制度を整えていきたいと考えています。
心身共に安心して働ける環境づくり
3.すべての人に健康と福祉を
11.住み続けられるまちづくり
16.平和と公正をすべての人に
◎現在…
弊社では、働く全ての社員に対し、労働環境に関する聞き取り調査や心の健康調査・体の健康調査を定期的に行い、心身共に安心して働くことのできる労働環境を目指しております。
また、雇用研修生にルールに基づいた居住施設を用意いたしております。
◎これから…
健康調査や聞き取り調査を通して、労働環境を可視化し、職場内における様々なハラスメント、強制労働の根絶に努めて参ります。
また、工場や漁船から出る排水、ごみをルールに基づき廃棄し、本社工場周辺地域の環境に配慮した生産活動を行っていきます。